歓迎してもしなくても年は明けていきます。昨年を振り返る人、前だけしかみない人、 さまざまでしょう。クラブの皆さんはいかがでしょうか。
今年の茨城県支部の大きな行事は、2-3月の8N1EMEを開設し KDDI直径32mカセグレンアンテナを 使用したEMEの実験、秋の「ねんりんぴっく」特別局運用です。どちらも、お手伝いの機会が あれば参加したいですね。 市町合併から1年以上経ちましたが、加盟している文化協会の「融合」がすっきりしていません。 理由は「補助金・助成金」のレベル合わせにあります。当クラブは設立以来1市2町で構成され、 旧古河市の文協に加盟していたためスッキリしているのですが、他の団体はなかなか難しいようです。 最悪の場合一旦解散、新規約で再構築なんてこともありえますが、何とかうまく折り合いを つけて欲しいものです。 クラブとしては例年どおりのペースで活動できればと思っております。個々の行事において+ アルファがあればとてもよいことでしょう。会員各位のそれぞれの活動の総和がクラブの 活性ですから、それぞれのハムライフを大切にし、あんまり気張らずぼちぼちと楽しみ ながらやっていきましょう。本年もよろしくお願い致します。
氏は厚生省関係の仕事に従事され大変な「がんばりや」だったそうです。 退職後はハムライフを大いに楽しもうと移動運用の機材を揃え、クラブ員と近郊に出かけて 元気に運用を楽しんだり、CW挑戦にむけキーを新調していました。 従来より腎臓の透析を受けていましたが、最近になり癌に犯されていることが判明、闘病に「がんばる」 と宣言されてまもなく、残念ながらキーを打つことが出来なくなりました。 合掌
その一端を1月13日の支部の会議で、DVDを使って紹介されたので感想を述べます。 1.テストの概要 JQ2GYU局が彼のシャック(文字通り富士の裾野のログハウス!)で、松下製MODEMを屋内電力配線で 結び(壁コンに差込)、PLCから出る雑音の観測とアマチュアの電波によるPLCが受ける障害の程度を観測。 無線設備はMARK-V+VL-1000 22m高タワー上の7MHz〜28MHz 2〜4ele八木アンテナ。 2.テストの結果 (1)9.0436MHzあたりでS=8程度のパルス性ノイズが観測される。 (2)このノイズはアンテナを回すとログハウスに向けた時最大になる。(アンテナから受信されている= PLCシステムから輻射されている。) (3)7〜28MHzまでのハムバンドではPLCのノイズは観測されない。 (4)電波による影響。10MHz1Kw CWで通信途絶(PINGでTime Out)が起きる。予備実験では 7MHz1Kwでもおきたとのこと。 *この結果はあくまでも一例であり、追試をする旨のコメントあり。 3.感想 (1)ハムバンドではノイズの輻射・電波による影響ともに非常に小さいのに驚き。これは、松下製 MODEMはハムバンド用ノッチが入っているためと思われる。ハムバンド以外なら影響があっても いいとはならないし、対策のないMODEMが出回る恐れが十分考えられる。 (2)テスト環境がよすぎるのでは? 壁コンにMODEMラインを差し込んだが、一般的には他の家電と 共用するだろうから、二股アダプタで分岐したり、延長コードがあったりしないだろうか。 アンテナ設備もいいなあ、もっと劣悪なアンテナではどうだろう。 今後多くの実験結果がホームページなどで公開されるでしょう。要注目ですね。 ビデオ報告1 ビデオ報告2 JH1YKV掲示板
県(国)の行事が毎年あるような最近です。アマチュア無線の活性化につながるよう協力して 行きましょう。
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