2006年 1月号
 古河アマチュア無線クラブ

JARL登録 14-1-9 クラブ局 JH1ZSB
 代表:JH1WFK 事務局:JA1DKL 編集:JH1WFK 

新年明けましておめでとうございます
高齢化のプラス面を活かして
                       会長 JH1WFK 深津 義徳
 20年ぶりとか、観測史上初めてなどいわれる豪雪が各地を襲っています。
「温暖化」が叫ばれる中でどうしたことでしょう。自然の営みは複雑ですね。
しかし、太陽活動の大きなサイクルは変わっていないようで、HFのコンディションは最低の状態が続いているようです。
 昨年はクラブへの入会者が4名ありました。
クラブの活動が継続していることが魅力になっていると思われます。クラブ員各位にお礼申し上げます。
また、新しい活動として旧総和町の「少年少女サークル活動」旧古河市の「子供文化まつり」への支援がありました。これらは今後とも続く予定です。初めての取り組みで、いろいろ反省点もありますが一歩ずつ改善していきましょう。
 最近クラブ内でCW熱が上がっているようです。ラグチューで話題が行き交ったり密かに練習している人もいるようです。ハムライフに+αがつくことはいいことだと思います。
 クラブ員の年齢が高くなっていますが、高齢化はマイナス面だけではないでしょう。仕事をリタイアした人は、周囲とのマッチングをうまく取れば「趣味の時間」を多く取ることが可能です。己のためだけでなく「後輩」のためにも蓄積したノウハウの伝授や、クラブ活性化のために力を貸していただきたいと思います。
かといって若い人には頑張ってもらいたいですよ。
 私個人としては、2年がかりで(永過ぎ!)和文モールスをゆっくりなら取れるところまで思い出してきたので、なんとか実践が目標です。こうして「宣言」すれば逃げないで自分の尻をたたくだろうと・・・・だめかな?。
 本年もよろしくお願いいたします。
茨城県支部 新年度主な事業
  • アワードIPAの見直し:市町村が減ったため見直し。6月目処。
  • 茨城栃木合同ミーティング復活:7月29-30日。今年は茨城。
  • 総合防災訓練/非常通信訓練:防災訓練は常陸太田市 8月26日。
  • まなびピア特別局開設:9月から10月、40日位。8J1I希望。県内持回り。
  • 賀詞交歓会:第26回は大子。
  • 防災ボランティアネットワーク:県内約20団体で結成。


土砂降りのなか 雨降りセンサー等の工作教室
古河市「こども文化まつり」 10月22日 総合公園 民家園

 「こども夢基金」の助成を受けて実施される、子供向け文化体験事業。
市の生涯学習課から「電子工作の体験教室を」との依頼で参画した。他の文化団体にも参加を呼びかけたようだが、今回応じられたのは他に「フラワーデザイン」と「紙芝居」のグループだった。
 サツマイモの収穫祭と併せて実施され、多くの子供たちが民家園に集まった。
予報では回復するはずの天候が開始時には崩れ、どんどん雨が強くなる。テントのふちから雨水が滴り落ちる中をLEDライト・雨降りセンサ・鉱石ラジオの工作。
受付場所に見本を置き、工作物毎に時間割を作って予約券方式で実施。セレモニの影響で初回の受講者は0となったが、トータルで11組の参加者。
 工作キットは数名のクラブ員から紹介のあった、秋月電子のものを使った。中国製のキットが廉価だった。
しかし、説明書が中国語と英語だけなので日本語の小学生向け説明書を作ったり、部品点数や工作の難度・完成後の使い勝手を考慮して、予備工作を施したり部材を追加した。


小嵐の中 茨城県支部賀詞交歓会
  1月14日 ひたちなか市 ホテルニュー白亜紀

 今年も荒れた天候のなか、白亜紀の遺跡があったという海岸のホテルで開催。来賓を含めて54名の参加者。内10名を当クラブ員(2名は結城クラブ員兼)が占めた。
 支部長からは「新年会は1/4世紀続いた、30回も迎えよう。合併によるIPAの見直し。」、原会長から「PLCの現状。」林本部長から「JARLとしての事業計画。」のはなし。栃木県支部長より「ことしから茨城栃木合同ミーティングを復活した。よろしく。」との挨拶
 民謡歌手のアトラクション、ジャンクオークション、抽選会などにぎやかに取り行われた。
なお、当クラブから例の「渦電流マジック」を簡単に紹介した。意外に仕組みを見抜く人が少なかった。

主なクラブの参加状況 古河=10・水戸東=11・土浦=7・R51=5。来年は大子。
      茨城県支部
事業報告(10月〜1月)
   文協 文化交流会 佐倉 国立歴史民族博物館他 10月29日
 2台のバスで67名が参加。先ずは主目的の国立歴史民族博物館を見学。大変立派で大規模な博物館、日本の歴史を出土品や保存品で展示。じっくり見れば丸1日は懸かる。
さっさと歴史を「概観」して他の施設を目指すが、事務局推薦の川村記念美術館が休館中で、それぞれがフリーで市内見学。3名参加。
   古河市民文化祭 アマチュア無線楽しもう会 11月3日 総合公園
 今年は模擬交信はやめ、工作教室と公開運用に絞った。もちろん会員のアイボールの場も十分確保し、工作品を評価しあったりラグチューの花が咲いた。
工作教室では「こども文化まつり」の経験からLEDライトはやめ、鉱石ラジオと雨センサを製作。あわせて17組の参加があった。
JH1ZSB公開運用は数局の実績にとどまったが、文化祭期間中にクラブ員宅や移動運用で、約500局に文化祭をPR。
 近隣ハムが数名会場に訪れ、市内のJE1AON局が入会という嬉しい成果があった。
延べ19名参加。
   青少年のための科学の祭典 総和大会  11月12日 広域総合体育館
 今回は工作教室をやめ、展示に徹した。
新しい出し物としてTVで活躍の「でんじろう」のパクリで、アルミ管の中・アルミ板の上を磁石がゆっくり落ちる「渦電流応用」のセット。単純な仕組みで現象が劇的なため、けっこう来場者には受けた。
他に5セットほどを展示。
 こどもに人気があるのは「ゲーム的な参加型」「持ち帰り型」。地味な電磁事象をこうした形にアレンジする必要がある。来年に向け今からアイデアを! 12名参加。
   クラブ忘年会 12月4日 くいしんぼ
 今年もお世話になった「くいしんぼ」。なんと、JR1CSI 7L4CCF民謡歌手姉妹の「給仕」でにぎやかに執り行われた。16名参加。(おっと、「給仕」2人も会員だ。)
   文協 新春顔合わせ会 1月7日 レストラン唐草
 今年の会場は文学館2階の「レストラン唐草」。40名を超える参加者であふれんばかり。
当クラブでは団体挨拶で、「科学マジック」と称して科学の祭典で出展した「渦電流デモ」を演出して披露。けっこう受けた。来年の出し物どうしよう・・・3名出席。



裸線に高周波を通すとは! PLCへの、とあるHAMのつぶやき   

  • 都市雑音のレベルまでというが、都市雑音は「容認」された訳ではない。ルールがないうちに勝手に出してしまったのだ。もっときれいにしなくてはいけないのだ。
  • 既得権益を振りかざして社会の進歩を阻害するなというが、そうした論理で河川を汚し、ヘドロの海を作り、空気を汚し、裸の山を作ってきたのだ。
  • 違法・規格外の機器の蔓延を防げるのか。違法携帯電話中継器や違法TV送信機の現状(米では違法ICタグも)。ハムバンド・CBバンド・MCAバンドの惨状は何を物語っているのか。
  • 正規無線局の電波によるPLC側の「障害」は摩擦を起こさないか。技術に暗いユーザーをPLC推進派は説得/解決できるのか。イミュニティの高いモデムを作ると値段も高くなるよ。(推進派は高周波技術に弱いのでは?)
 そもそもレベル定義があやふやで、どうやって測定するのか訳がわからないで議論百出とか。そりゃそうだ。線や面で広い帯域で放射する高周波をどう扱うのかね。JARLは「実験で確かめよ」と主張している。
屋内を這いずり回っていて、いろんな家電がぶら下がっていて、高周波的には裸同然の平行2線3線入り乱れた線路に、2〜30MHzの間に何十波ものキャリアを乗せると言うのだから土台無茶な話。
<< 当面のスケジュール >>
02/12(日) 19:00クラブミーティング東公民館
重要議題
03/01(火) 00:008N1MOMO運用開始
4/5まで
03/05(日) 10:00県西地区交流会場所未定
PC活用
03/18〜21の内1日 10:00交流センター屋上工事

03/24(金)10:008N1MOMOセットアップ交流センター

03/25(土)26(日) 5:00バルン大会支援交流センター他


Welcome! 新会員紹介
JE1AON 羽鳥さん  鴻巣  文化祭会場で入会。お兄さんがDX'erとか。  

会員あれこれ
JE1BTA JE1ASQ:JA1HHF開発のF2Aキーヤー製作開始。CW Worldへのめりこむ。
JA1HHF:ユニークなQRPトランシーバ開発中。まもなく発表か?
JR1GSR:移動用HFアンテナ整備。移動運用でブレークか?
JI1WLB:定年退職。以後の身の振りは?
JH1WFK:ローバンド用ロングワイア張り巡らす。1.9/3.5MHz QRV開始。

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