2005年 1月号
 古河アマチュア無線クラブ

JARL登録 14-1-9 クラブ局 JH1ZSB
 代表:JH1WFK 事務局:JA1DKL 編集:JH1WFK 

新年おめでとうございます
今年も楽しく頑張りましょう
                       会長 JH1WFK 深津 義徳
 年が明けると「おめでとう」といいます。昨年はいろいろあったけど、今年はいい年にしよう、いい年になって欲しいという期待をあらわしているのでしょう。
まさに、昨年はいろいろ「不幸」がありました。アテネオリンピックで盛り上がったのも束の間、台風来襲・新潟中越地震・スマトラ沖地震と地球がどうかしたんではないかと思わせるような事態です。また、「紛争/戦争」も一向に「解決」の兆しが見えません。
今年から本当に「いい年」にしたいものです。
 突然、身近な話になりますが、古河・総和・三和の合併がようやく軌道に乗りました。わがクラブはもともと1市2町の会員で母体を構成しており「スッキリ名実共に古河」となります。
「新市名称問題」ではギクシャクがありましたが[古河市]に落ち着きました。不謹慎かもしれませんが「ハム界」から見ると新規性の少ない合併・新市誕生となります。
ともあれ、合併を記念するイベントも企画されるようですし、古河市制55周年、古河文化協会50周年、古河公方550年、三和町50周年と「5」に因んだ年になります。新古河市を祝いPRする我々なりの企画も考えましょう。
 今年も「楽しく・忙しく」頑張りましょう。

神栖町に50余名が集う クラブから10名参加
JARL茨城県支部賀詞交歓会 1月15日 鹿島セントラルホテル

 来賓を含めて51名の参加者。内10名を当クラブ員(2名は結城クラブ員兼)が占めた。
恒例の賀詞交歓会は強風雨のなか、鹿行地区一のホテルで開かれた。
 支部長からは「植樹祭は真壁が発祥の地。今年は茨城で記念局を運用。筑波エキスプレスも検討中。」、原会長から「 スマトラ沖地震に関して現地連盟からの支援要請にこたえる。」林本部長から「JARLとしての事業計画。記念局運用情報の紹介。」等があった。
 ジャンクオークションではJH1WFK出品の「大古RIG」、JA1QAI出品の「部品」がそれぞれ希望者に渡った。
抽選会では「良くぞ集めた」景品がずらりと並び、歓声の中でにぎやかに進んだ。クラブ員で一番「値打ち物」ゲットしたのは・・・・?
尚、スマトラ沖地震への義援金の募金、約37,000円を原会長に預けた。
主なクラブの参加状況 古河=10・土浦=10・大子=7・R51=12。来年は水戸。
      茨城県支部


事業報告(10月〜1月)
   文協 文化交流会 鎌倉を訪ねて 9月25日
 午前6時30分、古河市役所前からバス2台80名が鎌倉に向け出発。
道路の混雑もなく東京ベイブリッジを通り予定通り現地着。
長谷大仏・鶴岡八幡宮をまとまって拝観、昼食後は自由行動となり、わがグループは30名ほどで田島幸男先生(古河郷土史研究会)に率いられ、瑞泉寺・覚園寺などを巡る。
 朝方曇っていた空は昼過ぎには晴れ渡り汗をかくほどの陽気となった。
4名参加。JA1ATK JI1WLB & 快活な妹さん JH1WFK。
   古河市民文化祭 アマチュア無線楽しもう会 11月3日 総合公園
 昨年同様、総合公園管理棟において開催、内容として@公開運用A工作教室B模擬運用を実施した。
公開運用は7MHzに絞りSSBとCWで約50局と交信。文化祭ポスターをあしらったQSLカードを発行した。
 工作教室は「茨城県電波適正利用推進員協議会」の協力を得て「親子でICラジオの製作」を実施。20組の親子が挑戦した。茨城県支部長JH1UBU,紫峰会代表JA1LSEの応援があり、関東総合通信局職員2名、協議会関東事務局員も来場された。
 アマチュア無線模擬運用はダミーアンテナでの交信が不調、PR不足もあってか試みる子供はいなかった。
天候に恵まれ、まずまずの実績をあげることができた。13名参加。
   総和町 青少年のための科学の祭典 11月13日 広域総合体育館
 今年は「新しい実験セットを」を何とか展示。
1つは「1極モーター」。他の団体から以前より出展されていたが、JA1HHFの提案もあり製作。オリジナル版は丸いコイルを回転子にしていたが、少しでも力の発生する部分を長くするため矩形のコイルを使用。
今ひとつは「静電気/コンデンサ」の実験。コンデンサに蓄電し、放電でランプやベルを鳴らす単純なセットはうまくいったが、摩擦電気を貯めて雷を発生させるセットは、塩ビパイプでは摩擦電気がうまく発生せず失敗。要再挑戦。
 なお、JA1QAIより「1F(ファラッド) 3V」という、とてつもなく大容量のコンデンサを材料に提供されたが、使いあぐねている。誰か面白い「見世物」を考えて!。
 その他は例年のセットをいくつか展示。工作教室では、昨年同様「低周波発振器」を20セット製作。今年は「予約券」をやめて、その場で募集する方式とした。10名参加。
   クラブ忘年会 12月5日 くいしんぼ
 今年はJO1FSDの提案・協力により液晶プロジェクタを持ち込んで、クラブの活動を記録した動画・静止画を映写し、これを肴に暖かい鍋をつつきながら話の花を咲かせた。
 世界的に災害の多かった1年、来年はいい年したい。(願いもむなしく、その後スマトラ沖地震の大災害が発生。)
お店の協力にはいつもながら感謝。13名参加
   文協 新春顔合わせ会 1月8日 古河リンクスレストラン
 文協50周年記念冊子向けに集合写真をとろう。浅間山の噴煙が良く見える渡良瀬川堤防「万葉記念碑」前に全員集合。 写真クラブの面々、腕を発揮するのはここぞと、自慢のカメラ・ストロボ(なんと発発で給電!)を構えて活躍。強風の土手は寒い!コートを着たままの面々が顔をこわばらせて「無理に笑顔」。どんな顔で写っているやら。
 古河市長は「合併記念・市制55年記念でイベントを考えている。」との挨拶。内容を伺ったところ「具体化はこれから。何か提案があったらメールをくれ。」と逆に「問われる」。
 参加団体の活躍場面の写真を展示。当クラブは、科学塾・科学の祭典・防災訓練・記念局運用・移動運用・池田ツアーの写真と記念局QSLカード6枚を展示した。3名参加


<< 当面のスケジュール >>
02/13(日) 19:00クラブミーティング東公民館会議室1
重要議題
03/01(火) 00:008N1MOMO運用開始
4/4まで
03/06(日) 10:00県西地区交流会場所未定
PC活用
03/19〜21の内1日 10:00交流センター屋上工事

03/25(金)10:008N1MOMOセットアップ交流センター

03/26(土)27(日)05:00バルン大会支援交流センター他


会員あれこれ
JA1ATK: 競技ダンス3級取得にむけ奮闘中。
JA1ECS: QSLカード自作に向け「読本」で猛勉中。
JA1HHF: 70才の大台に。CWとPICでますます元気。
JH1NXU: つくばエキスプレス発進にむけ追い込み。
JH1WFK: 大物大古リグを一大決心でジャンクオークションに出す。涙の離別?
JJ1ADY: 40年かけて北海道から屋久島まで全国100名山登破。次なる目標は?


閑話休題 チンタッタ・・・?? ホレホレ愉快話    

 JA1HHF日高さんのホームページから寸借です。2004年ハムフェアでの「和文モールスQSOのたのしみ」と題した講演の原稿が掲載されており、その中から面白い部分を紹介しますが、全文読むことをお薦めします。

ソロメシ・・・
 和文電信QSOで親しくなり、気心の知れた人から「ソロメシホンヒアリサイナ」なんて電文が送られてきたことがありました。
これは「そろそろ食事時間です。今日はありがとう。さようなら。」の意味なのですが、こんなのは 1st QSO の相手に送ってはまずいでしょうね。

チンタッタ・・・
 過去において仮名文字による有線、無線の公衆電報は和文10文字¥いくら、5文字増えるごとに¥いくらと料金が設定されていましたから利用する方は出きるだけ電文が短くなる様に工夫したものです。
有名な電文の例に10文字の「チンタツタサセニコイ」があります。
これは、「中国のチンタオ(青島・山東省膠洲湾)を出港したので佐世保港へ面会に来い!」と乗組員が奥さんに送った電報でしょう。もしかしたら裏の意味が有ったかもしれませんね。アマチュア無線の場合は電文の長さに気を遣わなくてよいですね。

スケベニンゲン・・・
 無線通信での想いで沢山有りますがかなり古い記憶のワードを2、3お話しいたします。
SCHEVENINGEN
これ、オランダはロッテルダムの港湾無線局ですが、どの様に発音するのでしょうか。
ロッテルダム港でパイロット(水先案内人)が来るのを待っていた時のこと、濃霧のためなかなかパイロットを乗せたボートがやってきません。
船には2メガの非常用無線電話機があって、これで港湾無線局の Scheveningen 局と連絡を取ることになりました。
「ハロー スケベニンゲン スケベニンゲン ジスイズ JDRO JDRO」
無線室のソファーに腰をおろした先輩たちはニヤニヤ笑っていました。通信は無事完了して目的は果たせました。
<<注>>
ホレ =  −・・−−− 和文CWにおいては「ここから本文」という略号だが、アマチュアでは「和文だよ」という略号に使っている。


[[ 編集後記 ]]
 会報では発行時の出来事を記事の中にメモすることで、後に「こんなことがあったなあ。」と思い出すもできます。
今号は昨年を振り返ると余りに「暗い」事柄が多く、”世の中の進歩ってなんだろう”と気がめいります。今年は本当に明るくしたい・・・

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